

「己の技能を探求せよ!」
ギガフォトン製品の高品質と高信頼性は、一朝一夕に生まれたわけではありません。驚異的スピードで進化する半導体産業で常に厳しい競争に打ち勝つには、従業員一人一人に品質に対する強い意識を植え付け、個々の技能を高める新しいトレーニングシステムがどうしても必要でした。ここで、ご紹介するG能塾は、ギガフォトンの社員教育システムの中核を担う社員が自発的に始めたユニークなトレーニングスクールとして社内外でも注目を集めております。

このG能塾の創立者はコマツ時代からレーザの製造に携わっていた一人の社員でした。現在、生産部、製造課、課長であり、G能塾の塾長である安島春秀です。安島によれば、コマツ時代の1996年に一人の社員に「何ため息ついてるの?」と尋ねたのが、きっかけだったそうです。当時、安島自身も、「開発からの要求を満足させる製品を製造で作るには何が必要なのか?」ということに悩んでいたそうです。実際、開発が創り出す最先端設計を量産機に仕上げるには様々な問題に直面します。彼は、この時、「品質の高いものを作るには品質の高い人材が必要」と確信し、「人を育てることから始めよう」と思ったそうです。以来、勤務時間外に熱心な社員に様々な技能を教え、参加する社員の数が年々増え、個人教授がギガフォトン創立後しばらくして「安島塾」に変わっていきました。そして、この活動の成果が認められて、2007年に「G能塾」として、社員トレーニングシステムの中に組み込まれることになりました。現在では、既に80名余りの卒業生を輩出し、ギガフォトン製品の品質の向上の一翼を担っています。
能塾の目的
個人の技能を向上させ、技術の幅を広げる
個の力を結集し、職場の底上げを図る
世界一のエキシマレーザ技術者を育成する
このG能塾の3つの目的は、まさにギガフォトンのお客様が求める品質と信頼性を達成するために不可欠な要素です。ギガフォトンでは、各社員がお客様の満足度向上のために自らの能力を研くべく自己啓発に積極的に取り組んでいます。
能塾風景
| ・組立の基礎及び課題への取り組み コマツ小山工場内小山技能オリンピック参加 オールコマツ技能競技大会参加 |
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| ・新人教育 | |
| ・技能検定の実技 配電盤・制御盤機器組立 機械組立仕上げ 機械・電気系保全 |
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| ・電気工事士の実技 第二種電気工事士 第一種電気工事士 |
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| ・各種資格・学科勉強会 |
今後の目標
スペシャリストの育成
リフレッシュトレーニング
カスタマーサポートのトレーニングチームとの融合
G能塾には、日本独特の教育機関である私塾の精神が根付いるため、自主性が重んじられ、自由な発想と高い意識の中で技能が培われる環境が創り出されています。このように、社員の独自の発想で発足したG能塾は、今後もギガフォトン製品の品質と信頼性の向上に貢献し、顧客満足度100%達成を目指して、進化を続けていくでしょう。
第11回小山技能オリンピックが、2011年3月1日から4月12日までコマツ小山工場で開催され、震災による一時中断があったものの4月12日までに全競技を無事に終了しました。
毎年、入賞者を輩出する成績を残していますが、今回は過去最高の成績を収めることができました。
組立部門の組立の部Aで、ギガフォトンの篠田健太が1位に輝き、2位に中田智也、3位に倉持修が入賞、内田宏美、染谷知秀、田中薫が4、5、6位と続き上位を独占、10位までに出場7名全員が入る快挙を成し遂げました。組立の部Bでは、水瀬祥幸が2位、根本純之介が5位と健闘し、2位の水瀬は第34回オールコマツ技能競技大会の本戦出場が決定しました。検査部門の部品検査の部でも、塚田誠が2位に入賞して、ギガフォトンの技能力向上に対する取り組みが高く評価されました。
能塾のさらなる活性化で、基礎教育・リフレッシュ教育/One-on-one(*)指導会/技能検定/技能競技/各種資格など、19の教育・指導の専門科目に対して30名のトレーナを登録して、トレーナが責任を持って塾生に育成および指導を行い、ノウハウや技能の伝承をして、技能の底上げを計る制度を導入致しました。
(*)1人の新人に対して1人の指導員が3ヶ月の間、育成・教育を行う制度。One-on-one指導会は、その指導員の養成や育成指導、 Q&Aを行っています。。