2030年の自社カーボンニュートラルを目標に取り組みを拡大

栃木県小山市;2022年8月25日、半導体リソグラフィ用光源メーカーであるギガフォトン株式会社(本社: 栃木県小山市、代表取締役社長: 浦中克己)は、2022年8月24日付で、日本の認証する「J-クレジット」証書購入の売買契約を締結したと発表しました。

近年国内外で様々な気象災害が発生するなか、2015年に採択されたパリ協定由来のSBT(Science Based Target)により、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」を目標として掲げています。また、半導体業界ではより早期の達成を目指す動きも見られます。

半導体リソグラフィ用光源メーカーであるギガフォトンにおいても、他社に先立ち、「2030年に自社で排出する二酸化炭素排出量(GHGプロトコル*1におけるSCOPE 1およびSCOPE 2)の実質ゼロ」を目標とし、達成に向け各種取り組みを進めています。

ギガフォトンにおいて二酸化炭素排出量削減およびカーボンオフセットの手法を検討するなか、今回、二酸化炭素等の排出削減量や適切な森林管理による二酸化炭素等の吸収量をクレジットとして国が認証する「J-クレジット制度」に基づく証書を購入する売買契約を締結しました。

本件は、ギガフォトンが所在する栃木県として初となる、森林管理吸収由来のJ-クレジット認証案件となり、環境貢献と地域貢献を両立した取り組みとなります。

ギガフォトン代表取締役社長兼CEOの浦中克己氏は、こう述べています。
「世界中でカーボンニュートラルへの取り組みが加速するなか、弊社としても環境問題に率先して取り組んでいく姿勢です。今回の売買契約締結は、2030年でのSCOPE 1およびSCOPE 2の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す取り組みのひとつです。同時に、お客さまの工場で稼働する装置についても、各モジュールの改善や寿命延長、省電力レーザーの開発を通じ、日々二酸化炭素排出量の削減に取り組んでいます。半導体製造に不可欠なリソグラフィ用光源メーカーとして、環境問題に真摯に向き合い、各種取組を通じて地球環境に貢献していきます。」

*1 GHGプロトコル:温室効果ガス(Greenhouse Gas:GHG)の排出量を算定・報告する際の国際的な基準

売買契約概要

契約内容 : 森林吸収量由来のJ-クレジットにおける売買契約締結

契約日  : 2022年8月24日(水)

契約者  : (買主)ギガフォトン株式会社 (売主)株式会社栃毛木材工業

購入内容 : 購入量50t-CO2、購入金額非公表

特記事項 : 栃木県として初の「森林吸収量由来」のJ-クレジット認証証書を購入

以上

報道関係者向けの連絡窓口: 
ギガフォトン株式会社
経営企画部
大石憲司
TEL: 0285-37-6931
Eメール: web_info@gigaphoton.com